質問カードを交換しながら、次々と新しい人と話す。体が動いて、多くの人とつながれるから、大人数でも飽きません。
動き ネットワーキング 質問 スケーラブル エナジャイザー カード ダイナミック
遊び方:
- 1
全員に質問カードを1枚配ります(カードには1つの質問が書いてあります)
- 2
2人ペアになり、Aさんが質問を読んで、Bさんが答えます(2〜3分)
- 3
交代して、BさんがAさんに質問して、Aさんが答えます(2〜3分)
- 4
終わったら、2人がカードを交換します
- 5
別の人を見つけて、同じことを繰り返します
- 6
5〜20分、グループのエネルギーに合わせて続けます
質問スワップ
このゲームの魔法は、シンプルな仕組みと動きの組み合わせ。各人が1つの質問カードを持ち、ペアを組んで質問に答え、カードを交換して別の人を見つける。この繰り返しで、自然と多くの人とつながります。
質問の例
その人を知る系:
- 最近の頭の中を占めていることは何ですか?
- 時間が無限にあったら、やってみたい趣味や興味は?
- 知人が「意外だった」と言うあなたのことって何ですか?
仕事と成長:
- 仕事の仕方を変えた本やポッドキャスト、アイデアは何ですか?
- 今、どんなスキルを身につけようとしていますか?
- 最近ワクワクしているプロジェクトは何ですか?
価値観と思い:
- 自分の人生で一番役に立った小さな習慣は?
- 後輩や同業者に一番伝えたいアドバイスは?
- どんなことで知られたい、覚えてもらいたいですか?
なぜ効果的か
参加者は、話す深さを自分で決められます。さらっと答える人もいれば、しっかり話し込む人もいる。その違いが大事。そしてカードを交換することで、どんどん新しい人と出会える。ファシリテーターが何もしなくても、動きとエネルギーが自動的に生まれるんです。
こんな場面に最適
- 大規模な会議:100人を超えても対応できます
- ネットワーキング:構造化された交流ができます
- 部門横断:普段話さない人同士がつながります
- エネルギーが落ちた時:セッションの途中での気分転換に
ファシリテーションのコツ
カードの準備:
- 1枚に質問を1つ書きます。読みやすくはっきりと
- インデックスカードが最適(耐久性がある)
- 万が一のために、参加者数より10〜20%多く用意
説明と実演:
- 始める前に、ボランティアと一緒に流れをやってみます
- やることは「質問を聞く→答える→カードを交換→新しい人を探す」だけ
時間と信号:
- ベルか音楽で、「終わり時間だよ」を知らせます
- これでスムーズに移行できます
部屋の工夫:
- 移動できるよう、スペースをきれいに空けておく
- 大人数の場合は、カオスを避けるため、移動エリアを分けるのも手
エネルギーの調整:
- 最初は5分くらいから始める
- 盛り上がってたら延長する。後から増やすのは簡単です
オンラインでやる場合
オフラインの動きが活かせないので、工夫が必要です:
- ブレイクアウトルームでペアを作ります
- チャットで質問を貼り付けてもらう
- 3〜4分ごとに手動でペアをシャッフル
- ただし、本来の良さが少し失われるので、もしリモートなら「強力な質問」の方が向いてるかも
最適な用途:
大人数の集まり、ネットワーキングイベント、チーム全体の活性化、研修のミキサータイム
活用のコツ
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念のため、参加者より10〜20%多めにカードを用意します
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ベルやタイマーを使って、ラウンドの切り替わりのタイミングを知らせます
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軽い質問から深い質問まで、いろいろな深さの質問を混ぜます
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同じ人に何度も会わないよう、部屋全体を移動するよう促します
バリエーション
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テーマ限定版:すべての質問が1つのテーマ(仕事、趣味、価値観など)
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段階的深掘り版:最初は軽い質問で始めて、徐々に深い質問に移ります
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スピード版:1ラウンド2分にして、高エネルギーでたくさんの人と会う
よくある質問
- 何枚の質問カードを準備すればいいですか?
- 参加者数より10〜20%多めに準備することをお勧めします。万が一カードを失くしても対応できます。
- オンライン会議でも使えますか?
- 工夫すれば可能ですが、物理的な移動やカード交換の良さが失われるため、オンラインでは「強力な質問」の方が向いています。
- 1ラウンドの時間はどのくらいが最適ですか?
- 1人あたり2〜3分、つまり1ラウンド4〜6分が標準です。参加者のエネルギーに合わせて調整しましょう。