強力な質問

最もシンプルなアイスブレイク。必要なのは「1つの良い質問」だけです。強力な質問は、参加者が自分にとって大切なことを話す「許可」を与えます。無理に何か喋る必要がない。その質問で十分。

質問の例

気軽で楽しい：

• 最近ハマっている話題は何ですか？
• いつも元気が出る趣味や好きなことは？
• この頃食べた一番おいしい物は？

目標や成長に関わる：

• 今年挑戦したいことは？
• 今学んでいるスキルはありますか？
• 最近一番ワクワクしているプロジェクトは？

考える系：

• 最近よく考えていることは何ですか？
• 今日、感謝できることの1つは？
• 仕事でこんなふうに変わったらいいなって思うことは？

なぜ効果的か

大人は、自分がどのくらい深く話すかを決められます。だから同じ質問でも、軽く答える人もいれば、しっかり話し込む人もいます。この「自分で選べる」という感覚が、参加への心理的なハードルを下げて、本当の意味でのつながりが生まれるんです。

ファシリテーションのコツ

フレーミングが大切：「軽く答えてもいいし、深く話してもいい。自分のペースで」と一言添えます。これだけで、人は安心して話しやすくなります。

時間管理：終わる30秒前に「もうすぐ時間です」と知らせて、話を自然に終わらせます。

質問のテスト：「この質問、30秒で答えられる？それとも5分かかる？」と自分で試してみます。どちらでもいけたら、良い質問です。